市場に溢れる悪意の塊、中古グラボ

以前に書いた

2万円台のグラフィックボードのまとめ

で紹介したRADEON RX6500XTなんですが2万円から4000円程値上がりしていました

まあ4000円くらいなら・・・って思うんですけど年末補正が大きかったんですね

この価格だとRX6400が鉄板になりそうです

 

さてさてタイトルに戻りますが

中古グラボはゴミである

ということについてお話したいと思います

 

グラフィックボードってPCパーツの中でとても壊れやすいんですよ

私はもう数十年近く少ないお小遣い、成人してからは少ない給料で細々と自作PCを楽しんでいるわけですが今まで壊れたものを紹介していきます。

7600GT以外は全て新品です。

 

グラフィックボード

・メーカーPC搭載の謎グラボ

初めて親に買ってもらったメーカー製PCに搭載されていたグラボです何かすら覚えていませんがオンボードと大差ない性能でした。

この頃はPCのPの意味も分からず過ごしていてFPSゲームに興味を持ち始めたのが切っ掛けで自分でスペックアップするようになりました。

 

ソフマップで買った中古の7600GT

マイニング等はもちろんない時期なので健全(笑)な中古グラボでした。この当時は8800GTなどの上位モデルでも5万円くらいでしたね、3年ほど持ちました。

 

・何かのセールで買った9000円くらいの8500GT

GPU自体は壊れなかったものの、ファンが故障し押し入れへ。

 

・SAPPHIREのRadeon HD7850

初めてバイトした給料で買ったグラボ、8か月ほどで死亡。

 

・R9 270X GAMING 2G ITX

上記のHD7850があまりにも短命だったため特に進化もせず同等クラスのグラボ。

当時で2万行かないくらいだったかな。3年ちょっと持ったと思う。

 

ASUS NVIDIA GeForce GTX1050TI

アマゾンで確認したら最後にこの商品を購入したのは2018/12/14です。

と記載されていたので4年と3か月ほど、まだ現役で利用できていますが、ベンチマーク系のサイトや実際のゲームでのFPSの検証を見ると明らかに劣っているのでそろそろ寿命かと。

 

グラボに関しては以上になります、正直そろそろ買い換えないとやばいですね

 

本題に戻りますがグラフィックボードというパーツは一般的なゲーマーの使い方でも1~4年程度でぶっ壊れます(壊れなくても性能の低下やファンの故障等もある)今の中古市場に溢れているグラボはそんな数年で壊れるグラボを常時限界まで酷使してマイニングした搾りカスです!

 

そんな搾りカスのグラボですが、円高やマイニングの影響もあって新品価格の7~8割ほどで販売されています。これがどれだけおかしい事か理解できるでしょうか?恐らく私のようにパソコン歴の長い人間ならば理解できるでしょうが、素人やお金や知識のない子供は少しでも安くしようとして騙されます。絶対に中古グラボは避けるべきです。

 

中古グラボはリスクしかない

私はそう考えています

同性能の新品のグラボの価格より50%以下で無いと買う意味は全くないです。

 

 

 

 

2万円台のグラフィックボードのまとめ

グラフィックボードが壊れた時用に価格や性能なんかをメモしてく。

 

中古品であれば安価でそれなりの性能の物が手に入るが、グラフィックボードは消耗品だと思っていてパソコンパーツの中では断トツで壊れやすく、中古品はかなりハイリスクなので新品のグラフィックボードだけで考える。

 

スコアはPassMark、価格はAmazonにて検索(2023/3/14)

 

 

・GTX1050TI

スコア2629 価格19500

このくらいのスコアだとApex legendのようなゲームは最低設定でも厳しい

カードが小さい製品が多く消費電力も小さいため電源に余裕がない人にオススメ

 

GTX1650

スコア3103 価格22149

1050tiの後継モデル、性能も価格も多少上がったがApex legendはまだ厳しい

多少のカクツキが許せるなら遊べなくもない

 

RADEON RX580

スコア3776 価格19423

古めの製品、同じ価格帯のNVIDIA製品より2割ほど高スコアだが調べた感じ実際のゲーム性能はそこまで変わらなさそう

 

RADEON RX6400

スコア3229 価格19691

新しめの製品、補助電源不要で低発熱なので静音PC向けかな?

電源に余裕がなく選択肢が無い場合は1050TIよりはこちらをオススメする

 

RADEON RX6500XT

スコア4954 価格20800

在庫が少なそうではあったがこの価格では圧倒的なコスパ

スコア5110のGTX 1660が30000円なのを考えると本当に異常である

Apex legendでは最低設定で144FPS以上を常時出すのは厳しいが十分に遊べるスペック

欠点があるとすればRADEONって所でしょうか

 

 

・総評

この価格でゲームがしたいなら6500XT一択

ただしRADEONグラフィックボードは低スペックの味方であるDLSS(画像を綺麗に引き延ばす技術)が使えず、同じ機能を持った少し評判の悪いFSRしか使えない。

 

あとこんな値段のグラボを買う人(まあ私の事なんですけど)は古いモニターを使ってたりすると思うので接続端子には注意、古めのモデルならDVI端子が使えるがRX6400及びRX6500XTはDVI端子が無く、HDMI+DPの製品が殆どなのでモニターを2枚使う場合はケーブルの購入が必要になり別途費用が掛かるかもしれない、メーカーによって接続端子の数、種類も違うので要チェック。